「おばけカクテル」 | キャプテンズ・バー|オーセントホテル小樽【公式】メインバー
「おばけカクテル」
2019.09.01

何時からでしょうこんな風景。この季節ハロウィンの装い時を知らせてくれます。象徴となる南瓜は8月~11月に日本で生産、その半数が西洋南瓜に分類されていると聞く。
中でもよく見かけるお化けカボチャは「アトランティック ジャイアント」、上手く育てると、数100キロにもなるというが、シェフに聞くと味はお勧めできないとか。
道産でも有名な「みやこ」「えびす」「雪化粧」は蒸しただけでもホクホクで甘味甘味。ポタージュやスウィーツに適しているも、そのまま食べるのが一番。
ところでハロウィンを遡ると、10月31日を「1年の終わり」と定めるケルトから来説され、収穫を祝う儀式がそもそも始まりとか。
一方でホラー映画のような怖い仮装祭の由縁は、盆の様に亡くなられた人がこの日に帰ってくると云われ、悪霊がこない様に、お祓いとして成り立ってきたんだそうです。所謂、日本のお盆と同じですね。
ホテルのカフェやペストリーではハロウィンを好機と捉えているのです。限定スウィーツ、パン、カクテルの創作を通じ、若い職人達の腕が試されるからです。 

勿論、キャプテンズバーでもピッタリなカクテルをご用意。その名は、「ロア ドゥ ポティロン(仏)Roi de potiron」日本語で「かぼちゃの王様」
オーセントの若手バーテンダーが道産南瓜を使ってカクテル競技会で優勝、北海道知事賞を戴いたカクテルなのです。
北の大地で育まれた素材力は、フランス産ラグジュアリースピリッツと品よく重なり、互いを高めていくストーリー。
これに焙煎されたエスプレッソコーヒーで味を引き締め、最後に初雪に見立てた柔らかなクリームが表面を覆う。 
お味は如何でしょうか?イメージできそうでしょうか?
いよいよ晩秋を迎える北海道。今夜も美味しいお酒をお召し上がり頂けますように。