ご当地ワインを進化させる「秋色ワインカクテル」 | キャプテンズ・バー|オーセントホテル小樽【公式】メインバー
ご当地ワインを進化させる「秋色ワインカクテル」
2022.09.13

某メーカ―がまとめた日本ワインの意識調査において、半数以上が外国産ワインより、少々高くても日本のワインを「飲んでみたい」「応援したい」という結果が発表されており、その大きな理由として、「自社畑のテロワール」を背景とした昨今の「品質向上」への期待が一番多く、目に見える信頼が裏付けされています。

 

国連の気候変動調査では、2030年には世界中で平均して1.5℃上昇するとされていますが、この温暖化影響を逆手に取った北海道のワイン産業は盛況を極め、国内外より大きな注目を集めているのです。

 

北海道地方は、2000年以降ワイナリー数が急増、現在36ヶ所が稼働しており、中でもニッカウヰスキーで有名な余市地区は、2011年に内閣総理大臣ワイン特区として制定されたことで 若く優秀な醸造家たち集い、日々研鑽し、品質を競い合っています。

これまではドイツ系のケルナーやミュラートゥルガウ、ツヴァイゲルトといった品種が主流でしたが、農業変革を見据えて、フランス品種(シャルドネ、ピノノワール等)作りに成功、合言葉は世界と戦えるワイン造り。

 

ワイン専門誌で多々トップページを飾る同地区の先駆者、ドメーヌ・タカヒコの「2017 ナナツモリ」は、コペンハーゲンにある世界ベストレストラン第1位「noma」にて、日本ワインとして初めてオンリストされ、業界を席巻!

 

こういった日本ワイン産業の活性は、店ごとに提供方法の工夫を競い合い、既存するレストラン&バーのレベルをますます高めてくれようとしています。